ヴィレッジブックス
No.1レディーズ探偵社、引っ越しす―ミス・ラモツエの事件簿〈3〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 292p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784789729246
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

ようやく探偵社の評判があまねく浸透してきたけれど、ボツワナ唯一の女性探偵マ・ラモツエは、結婚に伴ってオフィスを移転することにした。それなのに婚約者の様子がおかしかったり、経費削減を迫られたり…心配事を抱えながらの引っ越しは大変だ。そんなてんてこまいのマ・ラモツエの元へ、偉ぶったお役人がやってきて、実家の毒殺未遂事件を解決してほしいという。こんなときに出張なんて気が進まないが、やむなく旅に出るマ・ラモツエ。留守を預かる優秀な探偵助手マ・マクチの元にもけったいな依頼が舞いこんできて…。世界中で爆発的人気のミステリー、第3弾。

著者等紹介

スミス,アレグザンダー・マコール[スミス,アレグザンダーマコール][Smith,Alexander McCall]
1948年、ジンバブエ生まれのスコットランド人。アフリカ、イギリスの大学で学んだあと、スコットランドで法学部教授となる。その後アフリカに戻り、ボツワナで最初のロー・スクール設立に尽力した。その後はエジンバラ大学で医療法教授をつとめ、世界各国の大学に客員教授として招かれたり、政府機関やユネスコの組織で議長などをつとめるかたわら、子供向けの本から学術書までこれまで60作以上の本を執筆するなど、著作家としてのキャリアも長い。『No.1レディーズ探偵社、本日開業』は1998年にスコットランドの小さな出版社から上梓されたが、独立系書店から火がつき、口コミでベストセラーとなった。その後ブッカー賞の審査員特別賞を受賞したことなどから、英米の大手出版社が大々的に売り出し、各国のベストセラー・リストをにぎわせた。本国では7冊目にあたる最新作“Blue Shoes and Happiness”が2006年に出版され、定番の人気シリーズとなっている。現在はエジンバラで妻、ふたりの娘とともに暮らす

小林浩子[コバヤシヒロコ]
千葉県生まれ。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ちぃ

35
脳みそ休める系読書のつもりが結構疲れた。。鬱病2週間薬飲めば良くなるって気休めにも程があるだろwwwでも修理工見習いの子達の成長が眩しかったです、ぐぅ( ;∀;)お役人に立ち向かうマ・ラモツェかっこいい、つか家族みんな善人すぎかw溢れるローカルネタににやにや止まりませんでしたw邦訳は4巻までらしいですが、オリジナルは既に17巻まで出ていて、BBCでラジオやらドラマ化とかもされてるんですね。こーゆーのがもっとウケれば日本におけるアフリカのイメージも変わっていくと思うんだけどなぁ~隠れた(?)佳作と思います。2017/02/08

けろけろ

6
今回も楽しく読んだ。鬱病になったマ・ラモツエの婚約者、ミスターJ・L・Bマテコニがあまり登場しなかったけど、その分前面に躍り出てきたのが秘書のマ・マクチ。彼女の超人的な仕事っぷりを知ったらラ・マテコニの鬱がひどくなりそう。次回にラ・マテコニの病気回復とオオカミ少年(?)のその後が描かれそうなので、続きがきになるところ。2010/07/22

ごへいもち

5
3冊目のラモツエ。サバンナのマープル…ってそれはマープルさんに失礼では?でも なんだか かわいいです。「こんにちは マ」「お元気ですか ラ」といった会話が妙に心に残る。マは女性へのよびかけ。ラは男性へのよびかけのことばらしい。アフリカ的というのか ゆったりと時間が過ぎていきます2007/02/15

あつぼう

5
正直ボツワナがアフリカ大陸のどこに位置するか知らないのですが、小説を読んでるだけでボツワナの壮大な景色が想像出来そうです。首都ボツワナで唯一の女性探偵社を経営するマ・ラモツエのおおらかで前向きに生きてる姿に凄く共感してしまいます。アフリカの女性って男性の後ろを歩いていくイメージを持ってたけど、マ・ラモツエは自分の意見を持っていて男性であろうが、位の高い人物であろうが気に入らないものは気に入らないって言える強い女性です。2008/07/09

ヨリ

2
Morality for beautiful girl,2001 やはり面白い。我有意思!今回も大きな事件はないけど、ラ・マテコニのうつ病とか、引っ越しとか、日々の波風をゆっくり受け止めながら解決していくラモツエがカッコいいのだなー。厚切りのケーキも気にしない!2011/01/31

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