内容説明
1961年4月17日、アメリカの支援を受けた亡命キューバ人部隊が、カストロ政権の転覆を目論み、ピッグス湾に上陸。だが、情報漏洩によって作戦は失敗、CIAは窮地に立たされる。3日後、作戦の指揮を執った諜報員エドワード・ウィルソンのもとに1本のテープが届く。事件の真相を究明するエドワードを襲う、過酷な運命と驚くべき真実。そして、彼は究極の選択を強いられる…。CIA最大の汚点といわれたピッグス湾事件の謎に迫るサスペンス。
著者等紹介
ロス,エリック[ロス,エリック][Roth,Eric]
ニューヨーク出身。UCLA在学中から才能を評価され、映画脚本家としてデビューを果たす。『フォレスト・ガンプ/一期一会』(94)でアカデミー脚本賞を受賞。その後も『インサイダー』(99)と『ミュンヘン』(05)でアカデミー賞、ゴールデングローブ賞にノミネートされた。他にも『アポロ13』(95)『ALIアリ』(01)など話題作を多数手掛ける
山下慧[ヤマシタケイ]
映画系文筆業。脚本修業、高校講師・塾講師等を経て映画ライターに。映画雑誌・業界誌・映画ムックに記事を執筆し、「映画検定」スタッフにも参加する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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bell
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面白かった。映画ではわからない点が描かれていて、読み応えがあった。CIAのサイトにもこの本のことが載っていたのに驚いた。2014/03/07
町
0
★★★☆☆2007/10/14
Sept
0
公開時に映画を観ているが、すっかり忘れていた。秀逸なタイトルに中身が追いついていないように感じた。2021/11/10
YM
0
冒頭の場面が後をひく。史実を絡めながら物語が展開される。米ソの一触即発の歴史が転換点になっている。予想がつかない展開で、小技も効いて、とても面白かった。映画を見てみよう。2021/04/23
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