内容説明
「少年」に対して「少女」があるように、「青年」に対して「青女」という言葉があっていい。「結婚させられる」ことから自由になること。それがまず「青女」の条件。そして「女らしさ」の呪縛から解き放たれることが、新しい女として生きるためのステップとなる―。確実に変わりつつある時代感覚を反映して、自由な女として個性的な人生を築くための新しいモラルを提唱する、「家出のすすめ」女性篇。
目次
結婚
性
旅行
家事
出産
化粧
情熱
らしさ
老後
幸福
おかね
愛され方
「女性論」総点検
岸田秀VS寺山修司「男にとっての性 女にとっての性」
著者等紹介
寺山修司[テラヤマシュウジ]
1935年、青森県生まれ。早稲田大学中退。67年、演劇実験室「天井桟敷」を設立。演劇・映画・短歌・詩・評論など意欲的に活動。83年、敗血症により47歳で逝去
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