出版社内容情報
本書では、インターネットを利用するユーザーであるか、プロバイダであるかを問わず、ネットワークが直面するであろうルーティングに関する問題や、またルーティングを理解するために必要な基礎知識や背景的な知識についても触れました。
内容説明
パケット転送の高速化と閉域性を図れるMPLS技術の実践解説書。MPLSネットワークを構築するための詳細な設計概念およびルールを知ることができるCCIEの参考書としても推奨。
目次
MPLS入門
WAN技術とMPLS
MPLSのアーキテクチャ
VPN
パケットベースのMPLS VPN
ATMベースのMPLS VPN
MPLSのトラフィックエンジニアリング
MPLSにおけるQoS
MPLSの設計と移行
高度なMPLSアーキテクチャ
著者等紹介
アルウェイン,ヴィヴェク[アルウェイン,ヴィヴェク][Alwayn,Vivek]
CCIE#2995。サービスプロバイダMPLSを専門とするインターネットワーキング会社であるBNETSYS社のCTO。データ通信技術およびプロトコルの分野で14年以上の経験があり、世界中のサービスプロバイダや企業向けに、WANスイッチ、LANスイッチ、ルータを用いた大規模ネットワークを数多く設計・実装してきた。最近ではAT&Tが南米で構築したMPLSバックボーンネットワークの設計に参加し、その実装を指揮した。これはMPLS生産環境におけるBPX WANスイッチおよびLSRの実装としては最初期の成功例に数えられるものである。電子工学の学士号を有しているが、現在は通信の修士号を取得中であり、IEEEとIETFでも積極的に活動している
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