内容説明
学校の理科室から泣き声がきこえてくる夜には、町のどこかで、かならず火事がおこる。ルナたちがやってきた町には、そんなウワサが広がっていた。この奇怪なできごとのうらには、なにがあるのか?第四の玉をさがしもとめるルナの前に、強大な魔力をもつ新たな妖怪が出現してきた!人気沸騰中!書き下ろしシリーズ第四弾。
著者等紹介
池田美代子[イケダミヨコ]
1963年、大阪府に生まれる。日本児童文学者協会の創作教室に学ぶ。「じゅうしまつ」同人
琴月綾[コトズキアヤ]
1983年、東京都生まれ。2001年、千代田工科芸術専門学校に入学。キャラクターデザイン科にて絵を勉強後、03年に卒業。『いきている首』(岩崎書店)でデビュー
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感想・レビュー
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雪紫
27
前2巻の敵役が悲しみをたたえた人達なだけに今回の敵のやばい奴感とピンチ感が引き立つ・・・。これ、ミッシングリンクに気付いたのが彼女だから良かったもののいずれは気付かれるだろうし・・・あわや児童文学で「魔性の子」の危機!!? 今回も関係した子達の記憶は消されるけど活躍が活躍だけに、何処か寂しい。立ち向かったルナ達はそれを忘れないけど。2020/09/02
天野 季和
9
小学生の頃は特に何も考えてなかったけど、今になって読んでみると死闘ぶりが分かる。ルナももっけもスネリもすごいな…と思ってしまう。優しすぎるルナが背負うには重すぎる運命だな、と思うこともあるが、それでも戦っている姿は凛々しくて20歳超えた今でもこのシリーズは大好き。2016/08/22
優@低浮上
4
スネリももっけもまた死にかけてる。ユージ君とフラヒドリ、いちごちゃん。ユージは色々大変だったね2016/06/07
小川一輝
2
妖界ナビ・ルナが人間サイド、妖怪サイドの折衝としての役割を最も発揮した回でした。巻を増すごとにルナ側の被害が増大していることや時間の最終決戦風のタイトルが気になります(巻数的にまだ半分くらいなのに)。2017/09/25
なお
2
次巻でとうとう悠久の玉のことがわかるんですね。あとあの少年のことも。いちごちゃん(w)の性格は怖かったけどユージとはお似合いかもw2014/01/23