内容説明
本書は、体系化されたシスコの認定試験の中で、最も基本的なレベルであるＣＣＮＡ（Ｃｉｓｃｏ Ｃｅｒｔｉｆｉｅｄ Ｎｅｔｗｏｒｋ Ａｓｓｏｃｉａｔｅ）認定試験に合格するための知識を習得することを目的としている。インターネットワークに対する知識や経験が比較的少ない初心者の方を対象としており、シスコの製品あるいはそれに対するオペレーションを例にあげながら、比較的わかりやすい表現を用いて解説する。
目次
第１章 ＣＣＮＡの認定について
第２章 Ｃｉｓｃｏ ＩＯＳの基礎知識
第３章 ＯＳＩ参照モデルと階層化された通信
第４章 ブリッジ／スイッチとＬＡＮの設計
第５章 ネットワークプロトコル
第６章 ルーティング
第７章 アクセスリストセキュリティを理解する
第８章 ＷＡＮのプロトコルと設計
第９章 最終チェック用のシナリオ
著者等紹介
オドム，ウェンデル［オドム，ウェンデル］［Ｏｄｏｍ，Ｗｅｎｄｅｌｌ］
ネットワークテクノロジー業界に入ってから１５年になる。現在、シスコシステムズのジョージア州アトランタのオフィスでシニアシステムエンジニアを務め、シスコの大口顧客を数件担当している。１９９９年、シスコに入社するまでは、大規模ネットワークのコンサルティングサービスやトレーニングサービスに従事していた。ネットワーク業界における最初の８年間はＩＢＭに勤務し、ＳＮＡネットワークからマルチプロトコルネットワークへの移行を図る顧客のサービスを担当した。ＣＣＩＥ＃１６２４である。また、ＣＣＳＩ（Ｃｅｒｔｉｆｉｅｄ Ｃｉｓｃｏ Ｓｙｓｔｅｍｓ Ｉｎｓｔｒｕｃｔｏｒ）でもあり、シスコＣＩＰとして認定されているほか、ＣＣＮＡ‐ＷＡＮでもある。これまでに、ＩＣＲＣ（Ｉｎｔｒｏｄｕｃｔｉｏｎ ｔｏ Ｃｉｓｃｏ Ｒｏｕｔｅｒ Ｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎ）、ＡＣＲＣ（Ａｄｖａｎｃｅｄ Ｃｉｓｃｏ Ｒｏｕｔｅｒ Ｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎ）、ＳＮＡＭ（ＳＮＡ ｆｏｒ Ｍｕｌｔｉｐｒｏｔｏｃｏｌ Ａｄｍｉｎｉｓｔｒａｔｏｒｓ）、ＣＩＰ（Ｃｈａｎｎｅｌ Ｉｎｔｅｒｆａｃｅ Ｐｒｏｃｅｓｓｏｒ）、ＭＰＬＳ ｏｖｅｒ Ｃｉｓｃｏ ＷＡＮ Ｓｗｉｔｃｈｅｓ、ＣＡＴＭ（Ｃｉｓｃｏ ＡＴＭ）など、さまざまなシスコ認定コースの講師を務めている。初めて試用期間を経ずに認定されたシスコインストラクタの一人であり、シスコ社外のインストラクタとしては米国で初めて、シスコのＳＮＡＭ、ＣＩＰ、ＤＬＳｗの各コースの講師を務めた人物でもある
糸川洋［イトカワヒロシ］
慶応大学卒。医療器械メーカー勤務、マニュアルライターなどを経て、現在、フリーランスの翻訳者。コンピュータ関連の書籍を中心に、マニュアルや書籍の翻訳を手がけている
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