内容説明
基礎法学の総合的研究。法曹の原点に立ち返り、比較史的考察と原状分析から、法学の「法的思考」に迫る。
目次
1 はじめに(明治初期における日独学問的交流政策)
2 博士論文と博士号取得手続(明治時代のドイツの大学における日本人法律家による博士論文―第一部 会社法の分野における事例;「独逸法学博士」と明治期における日独間の法学交流;1880年代の大学教育・大学行政とドイツ国法学―文部省特派留学生・末岡精一(1855~94年)を中心に)
3 資料解題(忘れられた裁判官の日記(1886年~1933年)その再発見と概要―大審院長富谷〓太郎日記のこと)
著者等紹介
石部雅亮[イシベマサスケ]
1933年に生まれる。大阪市立大学名誉教授、大阪国際大学名誉教授。大阪市立大学大学院法学研究科修士(1957年)、京都大学法学博士(論文、1971年)。フライブルク大学名誉法学博士(1995年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。