内容説明
特許法における用途発明の存在理由を明らかにし、わが国の発明概念の捉え方に新たな示唆を与える。日本のイノベーションを促進し、国際競争力を強化するために。モノが有する用途や機能を保護する手段。現代社会に必要不可欠な「用途発明」を広範な視座から考察。
目次
第1部 序論(序論;用途発明とは;用途発明の問題点)
第2部 比較法上の物の発明、方法の発明と用途発明の関係(わが国の特許法の物の発明、方法の発明と用途発明の関係;アメリカ特許法の物の発明、方法の発明と用途発明の関係;欧州特許条約の物の発明、方法の発明と用途発明の関係 ほか)
第3部 実態としての発明と、技術思想としての発明(序章;イギリスにおける発明の捉え方の確立;アメリカにおける発明の捉え方の確立 ほか)
第4部 結論
著者等紹介
舘秀典[タチヒデノリ]
1994年日本大学大学院修士課程物理学専攻修了。2022年筑波大学大学院博士課程修了(博士(法学))(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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