内容説明
法律の研究に力を注いできた民訴法学の泰斗・林屋礼二東北大名誉教授が法の精神と社会常識を踏えて裁判・行政のあり方を論じる―法の考え方・学び方、そして教え方のヒントに満れる好著。
目次
第1部 法と裁判と常識―講演記録から(法と裁判・行政と常識;現代法と信義誠実・権利濫用;憲法訴訟と裁判統計のはなし―私の駆け出しの頃と最近の研究;民事訴訟の比較統計的考察)
第2部 法学者の生活四十年―私の履歴書(中学(尋常科)・高校時代―古き良き時代
大学時代の回顧―手続法学の研究と教育
定年退官後の仕事)
第3部 エトセトラ―雑筆の文箱から(大学・ゼミのことなど;法学教育と裁判・執行;旅と街づくり)
著者等紹介
林屋礼二[ハヤシヤレイジ]
昭和5年12月、東京に生まれる。(旧制)府立高校文科、東北大学法学部卒業。学習院大学教授・東北大学教授を経て、現在、東北大学名誉教授。元日本学術会議会員、元宮城県県政オンブズマン
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