内容説明
警察法の一部改正で一歩を踏み出した警察改革は、持続的な課題となっているが、今後の議論の素材を提供するために警察オンブズマン及び多面的検討の論考を資料とともに収録している。
目次
第1部 市民社会と警察(警察を考える―序にかえて;「警察一一〇番」の経験から;警察腐敗の防止策―警察刷新会議の緊急提言と国家公安委員会の警察改革要綱を中心として ほか)
第2部 警察コントロール制度の多面的検討(英米法系諸国の警察とその監察のあり方;警察と国民その基本的な関係;刑事司法システムと警察不祥事 ほか)
第3部 参考資料(警察改革要綱(国家公安委員会・警察庁)
警察刷新に関する緊急提言(警察刷新会議)
警察制度の抜本的改革を求める決議(日本弁護士連合会) ほか)
著者等紹介
篠原一[シノハラハジメ]
東京大学名誉教授。主要著書にドイツ革命史序説、現代の政治力学、市民参加、連合時代の政治理論、ヨーロッパの政治、現代政治学入門
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