内容説明
本書は、法典調査会委員民法整理委員であった奥田義人の逐条解説書である。条文ごとに参照として対応する旧民法人事篇、諸外国民法(ドイツ民法第一草案・第二草案等)の条文が掲げられるなど、立法作業の一端が窺える。
目次
第1章 総則
第2章 戸主及家族
第3章 婚姻
第4章 親子
第5章 親権
第6章 後見
第7章 親族会
第8章 扶養ノ義務
著者等紹介
奥田義人[オクダギジン]
1860‐1917。明治17年東京大学法学部を卒業し直ちに太政官御用掛を命じられ、翌18年英吉利法律学校の創立に加わり講師となる。同36年法学博士の学位を受ける一方、官界にあって要職を歴任、大正2年文部大臣、司法大臣に就任、同4年東京市長。東京市長在職中に死去、58歳
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