内容説明
明治13年治罪法は、同23年裁判所構成法の制度に伴い、同法関連条文の削除の他、100条以上にわたる条文の削除の改正をうけ、タイトルも改められた。著者磯部四郎(1851‐1923)は、先に「日本治罪法講義上巻・下巻」(小社本シリーズ別巻130‐131)を著わしていたが、公布10年の経験もふまえて、全面的に書き改められたのが、本書2巻である。
目次
第4篇 公判
第5篇 上訴
第6篇 再審
第7篇 大審院ノ特別権限に属する訴訟手続
第8篇 裁判執行復権及ヒ特赦
附則 法律第七号 重罪控訴予納金規則
附録 間接国税犯則者処分法講義
著者等紹介
磯部四郎[イソベシロウ]
明治8年パリ大学に留学、のちに、民法編纂委員、法律取調報告委員などを歴任、明治23年法体制成立に中心的な役割を果したが、「法典論争」では、英独派の攻撃の的となった。大正12年震災で被災・死亡、73歳
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