出版社内容情報
刑事法領域の法現象を核としつつ、生成する判例法理の中に時代が要請する新しい息吹を感じ、変動する社会を凝視・考究。刑事法領域の法現象を核としつつ、生成する判例法理の中に時代が要請する新しい息吹を感じ、変動する社会を凝視・考究。法曹三者・研究者・司法修習生が集う。執筆者[深町晋也/城下裕二/緒方あゆみ/古川原明子/穴沢大輔/田寺さおり/長井長信/京藤哲久/古田佑紀/渡辺咲子/三木千穗/?平大輔/中島健/吉川由里/神田安積](掲載順)
京藤 哲久[キョウトウ ノリヒサ]
神田 安積[カンダ アサカ]
内容説明
刑事法領域の法現象を核としつつ、判例法理の中に時代が要請する新しい息吹を感じ、変動する社会を凝視・考究。法曹三者・研究者・司法修習生が集う。
目次
1 刑法(インターネットにおける違法情報の拡散と可罰性―違法情報拡散の関与者に対する刑事責任の限界;無許可輸出罪における実行の着手について;万引き事犯と病的窃盗;同意障害の違法性;横領罪における第三者領得について;明治44年商法改正における特別背任罪及び背任罪の立法経緯;インサイダー取引規制における情報伝達行為について―東京高裁平成27年9月25日判決(公刊物未登載)を手がかりに
もう一つの背任罪―フランスの会社財産濫用罪が示唆するもの)
2 刑事訴訟法(昭和23年の刑訴法改正;勾留の必要について)
3 実務における法(監督義務者の責任の変容と不変;決済カード(クレジットカード、デビットカード、プリペイドカード)における法律関係の比較
大規模事故による損害賠償と救済制度―福島第一原子力発電所事故を題材として
「連携」が切り拓く権利擁護―あたらしい弁護士のはなし
弁護活動の質の確保と弁護士会の責務)
著者等紹介
京藤哲久[キョウトウノリヒサ]
法政大学大学院法務研究科教授(2016年9月まで明治学院大学大学院法務職研究科教授)
神田安積[カンダアサカ]
弁護士(元明治学院大学大学院法務職研究科客員教授)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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