内容説明
日本政府は、「移民・単純労働者は受け入れない」という入管法政策の方針転換はさけつつ、「外国人高度人材グリーンカード」を導入したり、介護・農業・建設分野などを「専門的技術分野」として外国人受入れを進めている。本書は、激変する外国人労働政策の課題と将来像を描く。
目次
第1部 外国人労働政策の視点(法政策の視点;入管法政策の手法;労働法政策の手法)
第2部 日本法の状況(入管法政策の展開;労働法政策と外国人;外国人技能実習制度;日本法の課題)
第3部 アメリカ法の検討(入管法政策(1)通常の労働証明制度
入管法政策(2)一時的労働証明制度
労働法政策(1)労働法の適用・不法就労問題
労働法政策(2)差別禁止
労働法政策(3)労災補償・失業保険
労働法政策(4)職業紹介
アメリカ法の要約と日本法への示唆)
著者等紹介
早川智津子[ハヤカワチズコ]
筑波大学大学院ビジネス科学研究科博士後期課程企業科学専攻修了。博士(法学)(筑波大学)。岩手大学を経て、佐賀大学大学院地域デザイン研究科・経済学部教授。専門は、労働法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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