内容説明
妖しいまでに艶やかに、そして燃え上がるまでに美しい古都のもみじ。カエデの鮮やかな紅と黄金色の銀杏の煌めき。千年の都は、よりいっそう幻想的な美しさをかもし出す。写真家・水野克比古がとらえた京都のもみじ風景の数々を収録した一冊。
目次
洛北(常照皇寺;岩戸落葉神社 ほか)
洛東(法然院;安楽寺 ほか)
洛南(石峰寺;長建寺 ほか)
洛西(長岡天満宮;光明寺 ほか)
洛中(法輪寺;立本寺 ほか)
著者等紹介
水野克比古[ミズノカツヒコ]
1941年、京都市上京区に生まれる。同志社大学文学部卒業。東京綜合写真専門学校研究科を経て、1969年から京都の風景・庭園・建築などの撮影を続ける。2000年、西陣の地に町家を修復し水野克比古フォトスペース「町家写真館」を開設、ミュージアムとして一般公開(要予約)している。日本写真家協会会員、日本写真芸術学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 評価
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やま
100
京都もみじ散歩 2012.10発行。字の大きさは…字が小さくて見えない大きさ。京都のもみじの美しい写真と、その下に撮影場所と説明が載っています。ページを開ける毎に、美しい赤や黄の紅葉したカエデが、これでもかこれでもかと押し寄せて来ます。見ていると、この秋には、早くコロナが終息して、燃え立つ紅葉を見に京都へ行きたいです。🍁特に勝林院の深閑とした境内に佇む豪壮な本堂に、覆いかぶさるように、真っ赤に燃えるカエデの紅葉が枝をさしかけている様には、その見事な錦景に思わず息をのみました🍁2021/01/13
ねむねむあくび♪
69
図書館の本。京都のもみじ散歩…という題名に惹かれて借りてみた。京都生まれ京都育ちの写真家、水野克比古氏の、この写真集は、112もの寺や庭園の紅葉スポットが取り上げられている。1ヶ所につき、たった1枚の写真のみ。どれも美しいが、それぞれの紅葉を、もっと詳しく観たいと、飢えにも似たもどかしい気持ちになってしまう…。この素っ気ないような写真で、また京都に誘われてしまうんだよね~(笑)( *^艸^)ウフフ♪2015/11/25
榊原 香織
65
写真を撮る時の参考に、と思ったのだけど、やっぱり、舌を巻くほどうまい。 そして、京都はやはりすごい。 前景の赤い紅葉、背景を少しぼかす、みたいな写真が好き。寺院の円形窓越しのモミジも良い2021/11/30
Kikuyo
25
毘沙門堂、海住山寺が好み。とても美しい1冊です。紅葉の紅い色に心を洗われる。2017/11/02
sattin
2
一冊全部真っ赤っかな写真集。穴場も結構あるので参考に。これは在住でないと撮れないだろうな。京都まだ行けないので本で紅葉狩り2021/11/03
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