出版社内容情報
クリアー（明快）・コンサイス（簡潔）・コンクリート（具体的）な解説に徹した「非金銭執行」に関する唯一の単行「解説書」。クリアー（明快）・コンサイス（簡潔）・コンクリート（具体的）な解説に徹した「非金銭執行」に関する唯一の単行「解説書」。「理論」と「実務」における「非金銭執行」論にスペッシャライズしてその全体構造にフォーカスしながら、さらに「ハーグ条約実施法」施行に伴う国内執行の実務動向をフォローアップした。民事執行法学習の基礎から非金銭執行の最先端までを解説した最新テキスト。
斎藤 和夫［サイトウ カズオ］
明治学院大学大学院教授
内容説明
「クリアー（明快）、コンサイス（簡潔）、コンクリート（具体的）」な解説に徹したクルツブーフ、次代の要請に応えて「非金銭執行」に関する唯一の単行「解説書」として、遂にここに登場する。
目次
１ 総論（「５執行類型」とその「執行方法」；「代替執行」手続；「間接強制」手続）
２ 「物引渡し」請求権者の執行（「不動産等の引渡し・明渡し」請求権者の執行；「建物収去／土地明渡し」請求権者の執行；「動産引渡し」請求権者の執行；「第三者占有物の引渡し」請求権者の執行；「子の引渡し」請求権者の執行）
３ 「作為」請求権者の執行（「代替的作為」請求権者の執行；「不代替的作為」請求権者の執行）
４ 「不作為」請求権者の執行（「不作為」請求権の「多様性」と「執行方法」；事前の「予防執行」は可能か；「抽象的不作為」請求権の執行）
５ 「意思表示」請求権者の執行（独特な執行方法―法による「擬制」；擬制の効果）
著者等紹介
斎藤和夫［サイトウカズオ］
慶應義塾大学名誉教授、明治学院大学大学院教授（民事手続法講座）、弁護士（宗田親彦法律事務所・東京都千代田区霞が関霞が関ビル）。専攻は、民事手続法（民事訴訟法・民事執行法・民事保全法・倒産法・担保手続法）、民事実体法（民法、担保実体法）、ドイツ法、金融法。１９４６年生まれ。慶應義塾大学法学部卒業（１９６９年）、同大学大学院法学研究科修士課程修了（１９７１年）、同大学大学院法学研究科博士課程単位取得（１９７４年）、ドイツ・ザール大学講師（慶應・ザール教員交換協定）（１９７４‐１９７６年）、慶應義塾大学法学部助手（１９７２年）、専任講師（１９７５年）、助教授（１９８０年）、教授（１９８８年）を経て、２０１２年より現職（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
