目次
1 “法と社会”の総論―法社会学の対象・アプローチの方法・課題(日本の法は法律の条文と判例だけから成りたっているのか?;法と法律―“広義の法”と“狭義の法” ほか)
2 日本社会と法(1)―“罪と罰”をめぐる近年の日本社会の動向(総論:犯罪をめぐる近年の日本社会の動向―安全・安心感のゆらぎ;日本社会における安全・安心感のゆらぎと犯罪被害者問題の顕在化―犯罪被害者基本法と被害者参加制度 ほか)
3 日本社会と法(2)―“正と不正”をめぐる近年の日本社会の動向(総論:司法制度の大改革と市民の参加する刑事裁判の創設―司法制度改革審議会・意見書での提案;裁判員制度の基本枠組みと現状―最高裁「平成28年における裁判員裁判の実施状況等に関する資料」に依拠して ほか)
4 日本社会と法(3)―“男と女”をめぐる近年の日本社会の動向(総論:男女平等をめぐる1980年代半ば以降の動向―女性差別撤廃条約締結の日本社会へのインパクト;職場における男女平等にむけた動向―男女雇用機会均等法の制定とその後の改正のプロセス ほか)
5 日本会社と法(4)―“性と生”をめぐる近年の日本社会の動向(総論:バイオをめぐる3つの概念と自己決定;代理母をめぐる倫理、社会と法―「代理懐胎を中心とする生殖補助医療の課題‐社会的合意に向けて‐」の紹介を中心にして ほか)
著者等紹介
角田猛之[ツノダタケシ]
1954年大阪に生まれる。1981年大阪大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。現在、関西大学法学部教授(法社会学、比較法文化学担当)、博士(法学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 久留米絣 日本の手わざ