内容説明
わが国では水辺に集い、水に触れ、水に遊ぶ行為は歴史があり、また洪水等の水との闘いも同時に抱えながら独特な文化を形成してきた。しかし、経済成長が進み人口が集中すると治水・利水の水資源の面と安全対策が強調され、水辺が遠い存在となってしまった。本書では、水に触れ、水に親しむ本来の水辺のあり方と、各地で進められている親水事業を検証すると同時にその概念を明確にし、これからの水との関わり方を各分野からアプローチした。
目次
第1章 親水性の概念と歴史的変遷
第2章 河川における親水施設・構造物
第3章 海浜における親水施設
第4章 都市計画と親水
第5章 親水施設と人間
第6章 親水と安全性
第7章 親水における生きものと生態系
第8章 これからの親水施設の展望
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