内容説明
本書は、土木事業における生態系保全への配慮の重要性に鑑み、生態学的な知見と土木技術との融合を図るために、新たな認識・技術体系としての「応用生態工学」の調査、研究の道筋を提案するものである。増補版では、序説で不十分だった道路部門、都市・公園部門の補強と、応用生態工学の方途の一部を追加した。
目次
第1編 基礎編(基本的な考え方;新たなる自然環境への取り組み)
第2編 実例編(実例の収集分類分析;代表実例紹介)
第3編 応用編(河川流量の変動による河川環境の改善;人工浮島計画 ほか)
第4編 応用編(増補)(道路における応用生態工学;都市・公園における応用生態工学 ほか)