内容説明
独占禁止法を中心に、憲法をはじめ、法哲学、民法などそれぞれの立場から分析を加え、競争法の現代社会における動態を浮かび上がらせる充実の書。競争法の分野で年来活躍し、かつ研究を重ねてきた厚谷襄児先生に献呈する古稀記念論集。共に学究を進め、また影響を受けた論者による総論・各論合わせ47本の力作を収録した。実務家・研究者共に必読必備の論稿集である。
目次
総論1(憲法論にとって「競争」とは―ひとつの覚え書き;憲法と独占禁止法;競争秩序と民法 ほか)
総論2(動産譲渡登記について;ロー・スクールの評価認定とMassachusetts School of Law at Andover,Inc.;サマリージャッジメント―アメリカ民事訴訟における争点整理の一方法の紹介 ほか)
各論1(独占禁止法上の独占・寡占規制見直しの今日的な意義;競争の実質的制限における違法性判断基準の在り方;情報経済社会における反トラスト法の独占規制―マイクロソフト訴訟を契機として ほか)
著者等紹介
稗貫俊文[ヒエヌキトシフミ]
北海道大学大学院法学研究科教授
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- 和書
- 癒す心、治る力 角川文庫