内容説明
DCユニバースのヒーローたちが、新たな危機に直面する。あらゆることをして、あらゆる光景を見て、あらゆる犠牲を支払ってきたヒーローたちは、どうやってトラウマから回復するのか?サンクチュアリ。そこは、犯罪者との戦いや宇宙規模の戦闘によって心に傷を負ったスーパーヒーローを専門に治療する極秘施設。しかし、恐るべき異常事態が発生し、多くのスーパーヒーローが死亡してしまう。そして、容疑者として浮上したのは、誰もがよく知る人物…ハーレイ・クインとブースター・ゴールドだった!DCの三大ヒーロー、スーパーマンとバットマンとワンダーウーマンは、圧倒的な逆境を乗り越えて、犯人を見つけることができるのだろうか?
著者等紹介
キング,トム[キング,トム] [King,Tom]
『バットマン:アイ・アム・ゴッサム』『バットマン:ウォー・オブ・ジョーク&リドル』などを手がける人気ライター。元CIA対テロ・センター勤務という異色経歴の持ち主
マン,クレイ[マン,クレイ] [Mann,Clay]
『バットマン:ウォー・オブ・ジョーク&リドル』『バットマン:ルール・オブ・エンゲージメント』などを担当するアーティスト
高木亮[タカギアキラ]
多くのアメコミを手がける翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
fap
1
飛行したり分身したり催眠をかけたり幻覚を見せたりタイムマシンを持っていたりする人物がいるので この世界における犯人当ては不可能である。 今作品で初めて明らかになった設定とかもあるしな。 ただしそれらの素質能力所有物を使って事件を解決せんとする姿勢は立派。 ストーリーもわかりやすく、アメコミなのに物理的な解決でないところも面白い。 正義より友情を。 2020/02/15
えんじ
0
よく分からないまま、購入。クライシスというからには、何かすごい話なのだろうと思った次第。お話はミステリ仕立てで、多数のヒーローが死亡。ハーレイ・クインとブースター・ゴールドに疑いが向けられたが と帯に書いてあるとおり。トムさんが書いているのであのトーンで話が続きますが、たいへん興味深く読み進めることが出来ました。が、オチの部分は、なるほど! という感じで、自分の感性が摩耗しているのではといまも考え中。非常に完成度の高い作品。読んで良かった。2022/05/08
AO ( × ×)ノ⌒○
0
初めてのトム・キング作品。そこに踏み込むか、といった内容で最後まで面白く読めた。最後の犯人を囲んで話すシーンが素晴らしい。アートワークもレベルが高かった。2020/05/05