感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
daiyuuki
3
売春婦が仕切る街オールドタウンの利権をめぐる争いに巻き込まれたドワイトのフィリップ・マーロウ的なトラブルに巻き込まれた女性をほおっておけない優しさ、猟奇的殺人鬼から一人の少女の命を命懸けで守り抜くハーディガンの男気が印象深いハードボイルド・グラフィック・ノベルの傑作です。フランク・ミラーお気に入りの誇り高いヒロインであるオールドタウンを仕切る売春婦のリーダー・ゲイルやピュアな魂を持つナンシーのタフでセクシーな魅力も、惹きつけられます。2014/11/28
kasukade
2
１巻ではそこまで感じなかったが、２巻はメッチャ変態マンガだった。それはフランク・ミラーという作家をまるでむき出しにしてるようによめて面白い。特に「That Yellow Bastard」はフランク・ミラーの理想とする格好良さとラブコメ感(もはやそうみえる)が駄作と新鮮さの狭間をみてるようで楽しかったあ★３巻も楽しみだv2015/01/28
ノロヒトシ
2
誰に頼まれたわけでもなく「俺の考えたダーティーハリーの最終回」を描いてしまうフランク・ミラー、厨二っぽくてイイわー。2014/12/14
うぃ
1
３．０ 最もキャッチーなイエローバスタード編。踊ってるナンシーの顔が、やっとこのエピソードではっきりするというのもなかなか上手い。2016/04/13
杉浦印字
1
背負い込んだ面倒ごと、「最低のデリバリー」テーマが楽しい前編、最良の男の姿を描いたハードボイルドの後編。上質なストーリーに絵画のような、しかしコマ割りだからこそハッとさせる意味をもつアート。傑作。2015/03/21
