浪花節 流動する語り芸―演者と聴衆の近代

個数:

浪花節 流動する語り芸―演者と聴衆の近代

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月20日 12時31分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/高さ 20cm
  • 商品コード 9784796703635
  • NDC分類 779.15
  • Cコード C1039

内容説明

二〇世紀前半、文字による歴史の外で興隆した語りの芸術「浪花節」―口演からレコード、ラジオを媒体に名人、寿々木米若や二代目天中軒雲月等の演者とファンの織りなす社会状況を活写した大衆文化史。

目次

序章 問題提起と方法意識
第1章 衝撃/違和の受容史―桃中軒雲右衛門の来阪口演を事例として
第2章 “声”のカタチ―二代目吉田奈良丸の義士伝はいかにして流通したか
第3章 「新作」を量産する浪花節―寿々木米若と「佐渡情話」の誕生
第4章 総力戦下の浪曲師―横断する米若の口演空間
第5章 愛国浪曲をめぐる葛藤―ポピュラーな「語り物」を分析するための視点
第6章 繰り返される「情話」―戦時下/占領下の連続性と非連続性
第7章 戦時下に響く「七つの声」―二代目天中軒雲月の演じ方について
終章 演者論の可能性

著者等紹介

真鍋昌賢[マナベマサヨシ]
1969年、大阪生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。現在、北九州市立大学文学部教授。専門は、メディア文化論、口承文芸研究、民俗学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件