内容説明
シネ・アンスロポロジー、共有人類学。ジャン・ルーシュがかつて構想し、実践したアイデアは、今こそ蘇らねばならない―民族誌映画の歴史と現在を踏まえ、映像による新たな人類学を実践してゆくための確実な土台を提供する。
目次
序章 人類学から映像‐人類学へ
第1部 原点
第2部 シネ・アンスロポロジーの創造
第3部 映像の共有人類学
第4部 民族誌映像の発信・保存・再利用
第5部 作品解説
終章 新たな課題―方法論から認識論へ
著者等紹介
村尾静二[ムラオセイジ]
1969年生まれ。現在、立教大学兼任講師、慶應義塾大学、日本映画大学等でも映像人類学の授業を担当。映像人類学、文化人類学、映像メディア研究
箭内匡[ヤナイタダシ]
1962年生まれ。現在、東京大学大学院総合文化研究科教授。文化人類学
久保正敏[クボマサトシ]
1949年生まれ。現在、国立民族学博物館文化資源研究センター教授。オーストラリア先住民の民族情報学的研究、研究アーカイブズ構築技術研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。