再考 ロシア・フォルマリズム―言語・メディア・知覚

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  • サイズ A5判/ページ数 225,/高さ 21cm
  • 商品コード 9784796703154
  • NDC分類 980.2
  • Cコード C1098

内容説明

ロシア・フォルマリズムとは何だったのか?「構造主義の先駆」という通説から遠く離れ、新たなパースペクティブでこの画期的な運動の意義を書き換える。「文学理論の端緒」を歴史化する野心的な試み。

目次

序 文学理論の世紀のあとで―ロシア・フォルマリズムを新たな視点から読み直すために
第1部 甦る詩的言語論(詩的言語の現象学、あるいは、声と記号のあわいで―ユーリイ・トィニャーノフ『詩の言語の問題』をめぐって;声への想像力―ボリス・エイヘンバウムの詩論;ヤヌスの顔の詩的機能―ロマン・ヤコブソンの構造詩学の中のフォルマリズム)
第2部 描き直される思想地図(超克、あるいは畏怖―歴史の中のフォルマリストたち;回帰する周縁―ロシア・フォルマリズムと「ドミナント」の変容;言語と世界構成―ロシア宗教ルネサンスの言語論とフォルマリズム)
第3部 文学を越えるフォルマリズム(スターリン期映画のフォルマリスト的瞬間;幾何学的フォルムの可能性―ヴィクトル・シクロフスキイの場合;トィニャーノフと「歴史の危機」;詩とプロパガンダの意味論―トィニャーノフがいちばんやりたかったこと)

著者等紹介

貝澤哉[カイザワハジメ]
1963年生まれ。早稲田大学文学学術院教授。専門はロシア文学・文化理論

野中進[ノナカススム]
1967年生まれ。埼玉大学教養学部准教授。20世紀ロシア文学・文化専攻

中村唯史[ナカムラタダシ]
1965年生まれ。山形大学人文学部教授。ロシア文学・ソ連文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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燃えつきた棒

12
異化:「日常において見慣れてしまったもの、その存在が感じ取られなくなってしまった事物や事象を、初めて見るもののように、その存在そのものを感じとることができるように提出するのが異化であり、あらゆる芸術の手法の目的である。よって、芸術の目的は、事物を異化し、その知覚を困難にして引き延ばすことである。」シクロフスキイ『手法としての芸術』 40年近く前、大江健三郎の『小説の方法』の中で初めて出会った異化という言葉は、僕の耳にいまだに新鮮に響いてくる。 2015/07/21

すずりん

0
論文集。三部仕立てになっている。一章は主に詩的言語論を、二章はフォルマリズム史の周縁や読み直しを、三章では映画論を扱っている。関連用語など記載が充実していて総覧といった感じ2014/11/18

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