内容説明
眠れる活火山―1707年以降、大噴火がないため、富士山はこのように呼ばれてきた。しかし、新たな活動期に入ったことを示す「予兆」が頻出。すでに、いつ噴火してもおかしくない状況となっている。富士山は、どのようなメカニズムで噴火するのか。そして、富士山が噴火するとどのような被害をもたらすのか。数々の噴火を予測してきた気鋭の海洋地震学者が「未経験の大災害」への警告を発する。
目次
第1章 東日本大地震と富士山噴火(東日本大地震が火山の噴火を呼ぶ;東日本大地震は70年前から警告されていた ほか)
第2章 富士山噴火のXイヤー、2015年(2015年までに富士山は噴火する;データが示す富士山マグマの上昇 ほか)
第3章 富士山大噴火5つの兆候(1987年の富士山の異変;マグマの上昇により河口湖に気泡が発生 ほか)
第4章 大噴火で何が起こるのか(噴火の可能性が高い「富士山北側」;精進湖と西湖は富士山の溶岩流でできた ほか)
第5章 富士山の噴火で生き残るために(20××年、その日は突然やってくる;5段階の噴火警戒レベル ほか)
著者等紹介
木村政昭[キムラマサアキ]
海洋地震学者。1940年、神奈川県横浜市に生まれる。東京水産大学(現・東京海洋大学)水産学部漁業学科、東京大学大学院理学系研究科を経て70年、通産省(現・経産省)入省。77年から琉球大学理学部海洋学科助教授、96年に琉球大学理学部物質地球科学科教授に就任。現在、琉球大学名誉教授、NPO法人海底遺跡研究会理事長。86年の伊豆大島三原山噴火、91年の雲仙普賢岳噴火を予知、95年の兵庫県南部地震、2004年の新潟県中越地震を事前予測した調査・分析力は高い評価を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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