内容説明
宗教特権を斬る。“金満”宗教法人の税の特別扱いは必要か?政治が踏み込めない「第二の埋蔵金」の全容。
目次
第1章 この国の「宗教特権」
第2章 幸福の科学と真如苑―巨大宗教の資金力
第3章 新宗教ビジネスのうま味
第4章 創価学会vs国税庁
第5章 宗教特権のルーツ
第6章 宗教マネーは「第二埋蔵金」
第7章 創価学会マネーのゆくえ
著者等紹介
山田直樹[ヤマダナオキ]
1957年、埼玉県生まれ。和光大学除籍。『週刊文春』記者を経てフリーランスに。04年に「第10回編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞大賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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しげ
8
戦後の高度経済成長を追い風にして勢力を拡大していった新宗教教団は、いまや日本経済とともに衰退の一途をたどっているようです。既存の新宗教は、自己啓発やスピリチュアルなどといった、新しいスタイルの「新宗教」に取って代わられてしまうのかもしれませんね。2014/03/05
今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン
5
メインテーマではありませんが、「お釈迦さまは妻も子も省みず家族を捨て去った人物、このような男性が家庭の大黒柱だったら困る」で腹がよじれました。戦後のGHQとの攻防が宗教法人の特権につながるとは知らんかったよー。大川総裁の取り柄は、腐っても東大、ということらしい。2014/04/27
レコバ
2
新興宗教の金に関わる醜聞と割り切って読めば楽しめるが、宗教法人課税について論点を整理することを意図して読むと、全くの期待はずれ。2014/05/19
RuiRui
1
突っ込んだ話はあまりなかった。2014/02/11
くるるる
1
メインは創価学会で、宗教法人への課税が甘いということを書いていっているわけだが、課税自体の話より、各宗教団体の料金システムの話のほうが面白かった。2011/08/03