宝島社新書
下り坂社会を生きる

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  • サイズ 新書判/ページ数 191p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784796675451
  • NDC分類 304
  • Cコード C0236

内容説明

黄昏に向かう日本経済…あなたの「希望」はどこに?エコノミストと宗教学者が語る脱成長のススメ。

目次

第1章 成長神話の終わり
第2章 政治家と官僚の下り坂
第3章 経済学の下り坂
第4章 大学の下り坂
第5章 職業の下り坂
第6章 お金の下り坂
第7章 脱成長を生きる発想

著者等紹介

島田裕巳[シマダヒロミ]
1953年東京生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。宗教学者。東京大学先端科学技術研究センター特任研究員

小幡績[オバタセキ]
1992年東京大学経済学部首席卒業、大蔵省(現財務省)入省、99年退職。01年ハーバード大学経済学博士(Ph.D.)。03年より慶應義塾大学大学院経営管理研究科(ビジネススクール)准教授。個人投資家として積極的に投資し続ける行動派経済学者。専門は行動ファイナンスとコーポレートガバナンス(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

masmt

10
宗教学者と経済学者の異色の対談。「成長しない社会」を生きる上でのヒントが色々。小幡績は面白いなぁと改めて思った。例えば移民政策についての次のくだりとか。小幡「移民が入ってくるということは、仕事を奪われるということですから、それよりは観光客を呼んだ方がいいですよ。だって、移民は稼いだ以上の消費はしませんから。簡単に言うと、仕事が減るだけということです」p1472009/12/15

マープル

2
いま世間では民主党の成長戦略が問われているけど、この本では「もう成長なんかするわけねーだろ、ボケ」という(笑)。初めのほうに出てくる、実物経済が金融化しているという指摘は目から鱗だった。2009/12/17

ANUNYAPHUM

1
2009年12月出版なので、「下り坂社会」を前提にした対談。 その後随分変わってしまったので、問題の論点が過去すぎる感あり。 対談なので、結論がでないままなのが難点。 移民反対の部分は、現在のTPPに通じる所があるのでそこは良かった。(小幡論)2013/01/28

ひろん

0
★★★2015/07/18

マイン

0
成長することに依存することこそやめよう。この本ではそう語られています。結局社会の仕組みが右肩上がりの時代と変わらないからこそ苦しい。資本主義を否定することはできないが盲信する必要性はないものと思う。2010/11/30

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