内容説明
カギ握る「エコカー」開発、ディーゼルvsハイブリッド、プリウス&インサイトのハイブリッド頂上対決、ビックスリーの秘策・電気自動車…未曾有の不況、石油高騰、迫られた環境対策のなか、自動車メーカーの戦略・秘策とは!?
目次
第1章 自動車の行方―生き残るクルマ、メーカーとは!?(何が生き残れるか。始まった次世代車バトル;エンジンは生き残れるのか;CO2削減ヨーロッパの挑戦 ほか)
第2章 ハイブリッド急変―トヨタ・プリウスVSホンダ・インサイト(ハイブリッド対ディーゼル戦争の内幕;ハイブリッド対ディーゼル戦争 それぞれの立場;ディーゼルVSハイブリッド最終戦争 ほか)
第3章 EV爆発前夜―オバマ大統領もEVを推進(電池を作れる自動車メーカーが生き残る;電気自動車前夜;トヨタを包囲する世界のEVネット ほか)
著者等紹介
舘内端[タテウチタダシ]
自動車評論家。1947年群馬県生まれ。日本大学理工学部卒。東大宇宙航空研究所勤務後、レーシングカーの設計に携わる。現在は評論活動と同時に、日本EVクラブの代表として、低公害車の普及や省エネ運転などの啓蒙活動を行なっており、98年には環境大臣より表彰されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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mita
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ビックスリーがダメになってしまう時代です。トヨタが倒産してもなんの不思議もないですね。今後の車はどうなるのでしょう。電気自動車のはずなんですがね。(p)2009/11/10
シングルモルト
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次世代車の状況をわかりやすく解説した舘内さんらしい本。技術、政策、ユーザーについてもバランス良く言及している。元は2年前からのNIKKEI NETの連載コラムで各項にその後と題して2009/04時点の最新状況を追加しているが、元コラムからの状況変化が非常に大きい項が多く、ホントにこの2年で大変化が起きたのだなと実感した。唯一の不満は結論がトヨタの一人勝ちだということ。(これは別にこの本の責任ではないが(^_^; )2009/06/13