出版社内容情報
大人にこそ読んでほしい、珠玉の「ひろすけ童話」集
日本のアンデルセンとも称される浜田廣介。彼は、子供心だけでなく、大人の心にも訴える善意や理想に基づいた名作を数多く遺し、それまで勧善懲悪の形式でしか存在しなかった子供の読み物に新風を起こした。本書には、赤鬼のために自己を犠牲にする青鬼の友情の物語「泣いた赤おに」のほか、外見の恐ろしい龍が、少年に優しい心を注がれたことで、子供達のために尽くそうと決意する「りゅうの目のなみだ」等、23話を収録。「ひろすけ童話」文庫初登場。
内容説明
日本のアンデルセンとも称される浜田広介。彼は、子ども心だけでなく、大人の心にも訴える、善意や理想に基づいた名作を数多く遺し、それまでは勧善懲悪の形式でしか存在しなかった子どもの読みものに新風を起こした。本書では、人間たちと友達になりたい赤おにと、赤おにのために自己を犠牲にする青おにの友情の物語「泣いた赤おに」、恐ろしい外見を持つ龍が、少年に優しい心を注がれて、子どもたちのために尽くそうと決意する「りゅうの目のなみだ」などの代表作を含む、「ひろすけ童話」珠玉の二十三篇を収録した。
著者等紹介
浜田広介[ハマダヒロスケ]
1893(明治26)年、山形県東置賜郡に生まれる。早稲田大学在学中、大阪朝日新聞の懸賞新作お伽話入選を機に、児童雑誌「良友」に寄稿。大学卒業後「良友」「幼年の友」の編集者となるが、1923(大正12)年より執筆に専念。千篇余りの童話、童謡を書き、児童文学の盛況をもたらす先駆者的役割をつとめた。児童文化賞、野間文芸奨励賞、文部大臣賞など、受賞歴多数。1973(昭和48)年、没
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感想・レビュー
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