内容説明
日本は本当に「エコカー先進国」なのか?「ハイブリッドカー」は本当に燃費がいいのか?電気で走れば「クリーンなクルマ」なのか?巷にはびこる“ハイブリッド神話”をぶった斬る。
目次
第1章 自動車の未来―いつか自動車はインフラになる(自動車がインフラになる日)
第2章 ハイブリッド車とは何か?―既存のクルマを置き換えれば問題は解決するのか?(ハイブリッド車の技術検証と考察;ハイブリッド車の「光と影」;日本製ハイブリッド車の実力;『リサイクル』が抜け落ちていても「エコ」か?;日本とヨーロッパの取り組みの違い)
第3章 ハイブリッド車以外のエコカー―巷に流れる常識のウソや理解不足を斬る(ハイブリッド車以外のエコカー技術を分析する;日本の「自動車とその社会」が内包する弱点)
著者等紹介
両角岳彦[モロズミタケヒコ]
自動車および科学技術評論家。1951年、長野県松本市生まれ。日本大学大学院・理工学研究科・機械工学専攻・修士課程修了。研究室時代から『モーターファン』誌ロードテストの実験を担当し、同誌編集部に就職。独立後、フリーの取材記者、自動車評価者、編集者、評論家としての活動を続けている。その対象は、自動車そのものの資質、技術に始まり、自動車産業全体、「動力で走り、飛び、動くもの」全般、さらに広範な科学技術一般にまで広がっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
24
#感想歌 論点は妥当検討データがも少し欲しい説明上手 モータと電池と伝達方法と論点整理体系化しよ2017/05/14
文章で飯を食う
4
当たり前のことを、当たり前にやっていくことの難しさ。例えば、エコとは何なのか?マスコミ等の語る人は、思考停止をせずに、常にトータルで説明できるようにして欲しいものだ。そして、できるだけ定量的に現実的にトータルに本質的に考える事。全てはそこから、はじまる。まだ、エコを語るところにも達していないのだ。2014/04/30
やす
1
日本の自動車を批判したいだけの一冊に感じた。データはいろいろと出ていたが、論理の飛躍が大きくてとても納得できる内容ではなかった。特に欧州と日本では環境が違うといいながら日本車は欧州の環境に適さないから駄目だという意見は理解できない。 筆者の経歴は知らないがそんなに素晴らしい理論があるなら、自分でエンジンを作ったらいいのに。2018/10/08
星辺気楽
1
目先の成果にこだわる日本の技術に警鐘を鳴らす一冊。やはり、成長はしなくとも持続可能な社会をめざしていくことがベストだと感じた。 2016/05/18
なつみかん
1
結局、エントロピーは増大して行く中で、エコカーと言っても万能ではない。ならば、かねてから習得中のテレポーテーションとサイコキネキスに磨きを掛けねば!σ(^_^;)2014/10/25
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