内容説明
あなたはあなたの「名字」がどこから生まれたか知っているでしょうか?「名字」はあなたのルーツを物語っているのです。もしかするとあなたの「名字」は、あなたの知らない過去をあぶり出してくれるかもしれません。そして、日本の「名字」は韓国や中国の「名字」の数百倍もあるのです。なぜでしょうか?「名字」の秘密を探っていくと、そこには面白~い歴史の秘密があるのです。さあ!扉を開いてください。
目次
第1章 歴史に隠された名字の秘密(歴史的に知られている日本最古の名とは?;卑弥呼の時代(3世紀前半)、日本人に名字はあったのか? ほか)
第2章 10大姓のいわれと名字の暗号(地名から取ったものが多い日本の名字;非常に多い「田」のつく名字のいわれ ほか)
第3章 難読名字の不思議(角さんなど、読み方に迷う一字の名字;五百旗頭(いおきべ)さんなど、数字つきの名字は難しい ほか)
第4章 うんちくいっぱい!名字の話題(日本一短い名字、日本一長い名字;「フーテンの寅さん」の「車」という名字は実際にある? ほか)
著者等紹介
多田茂治[タダシゲハル]
1928年、福岡県小郡市生まれ。九州大学経済学部卒業。新聞記者を経て文筆業。主に日本近現代史にかかわるノンフィクション、伝記を書く
金容権[キムヨンゴン]
1947年、岡山県倉敷市生まれ。早稲田大学第一文学部を卒業後、雑誌記者などを経て、著述業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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