内容説明
昭和という時代には、表の現代史には出てこない裏の人脈が、時代を貫く地下水脈として連綿と続いてきた。「保守系政治家」「右翼」「戦前の軍部(特務機関)」の人脈だ。彼らはどれだけの影響力を発揮してきたのか?そして戦後の日本を震撼させた数々の「謀略事件」「未解決事件」にどうかかわってきたのか?黒幕たちの軌跡を50項目以上のテーマで検証する“血脈”の歴史ドキュメント。
目次
序章 昭和裏面史の読み方
第1章 関東軍の大謀略
第2章 テロ&クーデター
第3章 大陸の特務機関
第4章 太平洋戦争「謀略」秘史
第5章 「焼け跡」の陰謀
第6章 日本の黒い霧
第7章 高度経済成長の舞台裏
第8章 冷戦下の謀略戦
第9章 フィクサーの亡霊
著者等紹介
黒井文太郎[クロイブンタロウ]
1963年、福島県生まれ。雑誌編集者、月刊『軍事研究』記者などを経て、『ワールド・インテリジェンス』編集長。軍事インテリジェンスの分野を専門とし、とくに旧日本軍の特務機関に詳しい(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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