内容説明
拉致問題、核兵器開発、ドル・円偽造など北朝鮮にかかわる問題は深刻だ。その“大使館”ともいうべき朝鮮総聯が担ってきた役割とはなんだったのか。金日成・金正日親子と総聯幹部、そして日本共産党、社会党、自民党の一部議員たちとの血塗られた関わり、北朝鮮隷属を固めていったその偽りの戦後史をいま、白日のもとにさらす。さらに緊張を増す日朝関係にあってその役割を明らかにした問題作。
目次
序章 消えたソナム荘―朝鮮総聯の闇
第1章 朝鮮総聯―その知られざる権力闘争の歴史
第2章 「学習組」と「ふくろう部隊」
第3章 朝鮮総聯拉致工作員
第4章 北朝鮮への送金工作
第5章 朝鮮総聯の原罪北朝鮮「帰国」運動
第6章 反日「民族教育」と朝鮮学校
資料
著者等紹介
金昌烈[キムチャンヨル]
1952年8月、愛知県生まれ。関西に育つ。民族学校に数年通った後、ソウルに留学。現在、脱北者の救援と北朝鮮の開放・改革を目的とする「脱北者支援・南北統一研究会」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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