内容説明
還暦目前の夫が、ある日、世界一過酷な乗馬レースに出ると宣言!アメリカの荒野100マイルを一昼夜かけて走り抜く究極のライド「テヴィス・カップ」。出場者の半数は脱落するという厳しさと、完走者の栄誉はシルバーバックルのみという爽やかさに、西部劇に憧れた少年の夢が再び芽吹いた―多くの読者に勇気と感動を与えて「ミズノスポーツライター賞」に輝いたノンフィクション、待望の文庫化。
目次
第1章 馬に乗りたい!
第2章 アラビアン・ホース
第3章 出場資格
第4章 一五〇マイル走破への苦闘
第5章 馬がやってくる!
第6章 遙かなるテヴィス
著者等紹介
蓮見明美[ハスミハルミ]
1946年生まれ。『アラビアン・ホースに乗って―ふたりで挑んだ遙かなるテヴィス』で第15回「ミズノスポーツライター賞」を受賞。夫清一とともに乗馬を習い始めたが、一年余で落馬・骨折を二度経験、以後、クルーに徹している
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