内容説明
テリー伊藤が、ビジネス界の異端の仕事師21人を直撃したココだけの話が満載。陳情対策に奔走する政治家秘書、借金が推定100億円以上あるバブル時代評論家、学力弱者救済だと言いきる裏口入学手配師、数々の裁判を生で見てきた法廷画家…。怪しい仕事から真っ当な仕事まで、知られざる世界のリアルな話は、驚きと笑いの連続だった!?『週刊宝島』の人気連載が書き下ろし文庫で登場。
目次
政治家秘書―「ジャイアンツ戦の切符を取ってくれ?」…ある事務所ではメインの仕事ですよ
裏口入学手配師―この世界で先生が自宅の住所教えるときは、(金を)持ってこいってことなんだよ
バブル時代評論家―バブル前夜、胃癌から復帰。5分で1億2000万儲けたのが始まりだった
不動産競売落札代行業―6000万円で落札して1億2000万円で売る、おいしい商売!
僧侶派遣業―坊さんの免許は金で取れるんです。それも全然修行しないで…
葬儀屋―葬儀所、警察、病院、仏壇屋、お寺…。葬儀は相互癒着の世界
死体カメラマン―死体っていうのは、分類できないくらい1個1個全部違うので、思い入れは等価だ
プロ野球外国人スカウト―奇跡じゃありませんよ。ローズを獲るのに足かけ4年かかったんです
錠前技師養成学校校長―ヤクザの方に「ガサ入れに強いタイプの鍵を!」と言われても…
戦闘インストラクター―落合信彦さんの『傭兵部隊』を読んで人生変わりましたね(笑)〔ほか〕
著者等紹介
テリー伊藤[テリーイトウ]
1949年東京築地生まれ。テレビ番組制作会社で「天才たけしの元気が出るテレビ」、「ねるとん紅鯨団」など数々のヒット番組を手がけてきた。その後、独立しテレビ東京「ASAYAN」を総合演出するようになる。天才TVディレクターと評される。新聞・雑誌の連載執筆も精力的に行なう。また、ラジオのパーソナリティーやテレビ番組のコメンテーターなど幅広いジャンルでも活躍している
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