内容説明
新聞が間違うとき。記者が「聞き取り」に奔走する新聞の時代は終わった!現代におけるジャーナリストの役割を教える、体験的メディア批判。
目次
プロローグ ドキュメント・読売新聞東京本社社会部の一日
第1章 底知れない現代人の「心の闇」―「音羽・幼女殺害事件」を巡る新聞報道の検証
第2章 特ダネのあとにきた「抗議書」―殺人死刑囚・元警視庁警部との往復書簡から
第3章 犯罪報道は実名?匿名?―「だれが」が抜けると事件の本質に切り込めない
第4章 事件・事故からみた「セキュリティー」―身近な危機察知能力・情報解読力を失った日本人
巻末資料 読売新聞「記述原則一覧」