宝島社文庫<br> 男たちの大リーグ

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宝島社文庫
男たちの大リーグ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 521p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784796618359
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0198

出版社内容情報

メジャーリーグ伝説の死闘!!
●ひっきりなしにディマジオと比較されてきたテッド・ウィリアムスは、あるとき、自分とディマジオの違いはディマジオがすべてのプレーをあくまでエレガントにこなす点にある、と語った。「ディマジオは三振しても絵になった」と。この好敵手同士の競争は、ファンの心の中やチームメイトの心の中に強く焼き付けられていた。そして、本人たちは決して認めようとはしなかったが、心の中では互いに闘志を燃やし合っていた。
●友人は「テッド・ウィリアムスをどう思います?」と尋ねた。「今まで見た中で、最高の左打者だ」と右打ちのディマジオは答えた。「そうでしょうね。でも、ボール・プレーヤーとしてどうお思いですか?」と友人は重ねて尋ねた。「今まで見た中で、最高の左打者だ」とディマジオは繰り返した----本書より

内容説明

56試合連続安打のジョー・ディマジオ、“最後の4割打者”テッド・ウィリアムス―アメリカ野球史上最強の打者を擁するニューヨーク・ヤンキースとボストン・レッドソックスの伝説的な熱闘を克明に描いて、ベースボールのたのしさと、白球に生命を賭ける男たちの人間模様を再現した、ピュリッツァー賞受賞作家D・ハルバースタムの、もうひとつの“ベスト&ブライテスト”常盤新平の名訳で待望の文庫化。

目次

熱闘のきざし
優勝候補レッドソックス
ディマジオ負傷、ヤンキース危うし
ヤンキース、予想外の快進撃
出足でつまずいたレッドソックス
ベースボールライター
首位を走るヤンキース
苦悩のレッドソックス
復活!ジョー・ディマジオ
孤軍奮闘のテッド・ウィリアムス〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

'75s'85s

11
ずっと日本の野球しか知らなかったけど、野村監督が亡くなられてから大リーグに興味が出て、原題「Summer of '49」のこの本を読みました。1949年のア・リーグのペナントレースのことを書いてて面白かったです!特に最後の接戦の様子が!レッドソックスは前年もあと一歩でインディアンスに優勝を持っていかれてて本当にもったいない!そして、ヤンキースはこの後10年で9回優勝します。自分のブログにもサリンジャーの「ナイン・ストーリーズ」と1949年のペナントレースの共通点を書いてるのでよかったら読んでみてください!2023/06/23

TK39

5
デイヴィッド ハルバースタムの野球もの。1949年のア・リーグのペナントを争うヤンキースとレッドソックスのノンフィクションです。随分と前に読みさたが、久しぶりに読みたくなり再読。メジャーリーグ好きにはたまらない名著です。 ハルバースタムは政治、戦争モノに限らず、読者を惹きつけるジャーナリストです。2022/11/21

ご〜ちゃん

1
実際に見たことがない選手であっても、ハルバースタムが書くとすごく知った気になってしまう。六十年以上前の話であるが、一シーズンを戦うということがすごくタフな事だと思った。2024/01/24

伊勢田和良

0
デビッド・ハルバースタム「男たちの大リーグ」を読みました。 かなり前に買ってた本ですが、野球はあまり好きでなく、ましてや1949年の大リーグのプレイオフだけを描いて500ページです。 読む前からお腹イッパイな感じでした。 翻訳が常盤新平さんなので、期待はできるだろうと読み始めました。 一気に読めました。 アメリカで、なぜベースボールが人気なのか、大いに納得しました。 ハルバースタムは、ベースボールを通じてアメリカの歴史・社会・価値観・地域性をも描いています。 ベースボール愛にあふれた本です。野球好き2015/09/23

Bubu

0
個人的にはハルバースタムならこれ、という名著。 KIDやDiMaggio兄弟たち往年の名選手がまるでその時、ラジヲの実況を聴いてるかのように躍動している。当時の世相、文化習慣にも触れられ、何故BaseballがNational Pastimeなのか自ずと理解する。Playoffが終わるとつい再読したなくなり、春を待ちわびるようになる1冊。野球好きにはもちろん、そうでなくても一度は読んで欲しい。しかし私の両チームせめてスタメンのAuto Collectionは何時終わるのか..

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