出版社内容情報
メジャーリーグ伝説の死闘!!
●ひっきりなしにディマジオと比較されてきたテッド・ウィリアムスは、あるとき、自分とディマジオの違いはディマジオがすべてのプレーをあくまでエレガントにこなす点にある、と語った。「ディマジオは三振しても絵になった」と。この好敵手同士の競争は、ファンの心の中やチームメイトの心の中に強く焼き付けられていた。そして、本人たちは決して認めようとはしなかったが、心の中では互いに闘志を燃やし合っていた。
●友人は「テッド・ウィリアムスをどう思います?」と尋ねた。「今まで見た中で、最高の左打者だ」と右打ちのディマジオは答えた。「そうでしょうね。でも、ボール・プレーヤーとしてどうお思いですか?」と友人は重ねて尋ねた。「今まで見た中で、最高の左打者だ」とディマジオは繰り返した----本書より
内容説明
56試合連続安打のジョー・ディマジオ、“最後の4割打者”テッド・ウィリアムス―アメリカ野球史上最強の打者を擁するニューヨーク・ヤンキースとボストン・レッドソックスの伝説的な熱闘を克明に描いて、ベースボールのたのしさと、白球に生命を賭ける男たちの人間模様を再現した、ピュリッツァー賞受賞作家D・ハルバースタムの、もうひとつの“ベスト&ブライテスト”常盤新平の名訳で待望の文庫化。
目次
熱闘のきざし
優勝候補レッドソックス
ディマジオ負傷、ヤンキース危うし
ヤンキース、予想外の快進撃
出足でつまずいたレッドソックス
ベースボールライター
首位を走るヤンキース
苦悩のレッドソックス
復活!ジョー・ディマジオ
孤軍奮闘のテッド・ウィリアムス〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
'75s'85s
TK39
ご〜ちゃん
伊勢田和良
Bubu
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- 和書
- 右の売国、左の亡国