内容説明
誕生日が一年に三回しかないなら、すてきなお祝いをしなくては…。一人暮らしのペテルソンおじさんと元気いっぱいの猫フィンダスは、一年に三回のフィンダスの誕生日に、よだれのでそうなバースデーケーキを焼いて祝います。でも、ある誕生日の朝、何もかもが、うまくいかなくなってしまいました。ペテルソンおじさんとフィンダスは頭をしぼって、次から次へと難問を解決し、今までで最高の誕生日を祝いました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
花林糖
9
（図書館本）表紙に惹かれて。お百姓のペテルソンさんと猫のフィンダスのほのぼのとしたシリーズの中の1冊。タイトルそのままフィンダスの誕生日を祝うケーキ作りに奮闘するお話で、丁寧で楽しい絵もとっても素敵。年に3回誕生日を祝ってもらえるなんて幸せですねフィンダス。2015/06/03
mntmt
7
一時はどうなることかと思った。2023/01/03
のん＠絵本童話専門
1
東京子ども図書館推薦絵本！え～～～ってなっちゃう事態が積み重なっていく。ケーキを作るための小麦粉を買ってくるための自転車のパンクを直す道具の入った小屋の鍵の…。なんでも一つ一つきちんとこなしていくのが好きなおじさん。温かくて色鮮やかで可笑しみのある、丁寧に細部まで描かれた絵は、見ているだけで楽しい気持ちに♡色んな愉快な生き物が顔を出しています。余白たっぷりなのにとても豊かなんです。2021/11/01
こどもふみちゃん
1
絵が可愛くて好きだった。3・4・5・6・7歳向け。2014/11/27
遠い日
1
フィンダスのシリーズが大好き。のびやかな文章も遊び心いっぱいの絵もとにかくお気に入り。小さな赤い家と納屋、鶏小屋、薪小屋に庭。絵の中に、いつも小さなアナザー・ワールドが描きこまれていてそれらをひとつひとつ探すのも私の密かな楽しみ。さて、1年に誕生日を３回も祝ってもらうフィンダス。なぜ？そのほうが楽しいからだって！！その楽しい誕生日に思わぬアクシデントが起こる。バースデーケーキを焼くために、ほんとうに次々と大変なことが起きて、その奮闘ぶりがおかしくて……！！やっぱり1年に３回、誕生日があってもいいのかもね。2008/05/04
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