内容説明
日頃、現場で感じる栄養管理に関するギモンや知りたいことが満載。マンガ+解説で、難しい原理・計算なども理解しやすい構成。エビデンスに基づいた理論・手技を、初心者にもわかりやすく解説。
目次
総論 栄養管理のエキスパートを目指して
1 栄養管理を始める前に(栄養管理の略語の意味を理解していないと会話が成り立たない!;患者さんが入院したら、まずは自分の主観で栄養状態を評価しよう!;投与している輸液や栄養剤のカロリーも計算できなくては、ね)
2 静脈栄養管理の“常識”“非常識”(製剤;穿刺・交換;ライン管理)
3 経腸栄養をすすめよう(経腸栄養剤の組成もある程度は理解しておこう!;空腸瘻からの経腸栄養はもっと利用してもいいと思うけどな;下痢のときは液状経腸栄養剤を薄めるのが常識?;NPC/N比や水分含有量も知らずに経腸栄養をしていると、大変なことになるぞ!;もっといろいろな患者さんにPEGの適応があるんだよね)
おわりに 「栄養が元気の源なんだ」って、わかっているはずなのに…なぜ?
著者等紹介
井上善文[イノウエヨシフミ]
医療法人川崎病院外科総括部長。1980年、大阪大学医学部卒業。国立呉病院外科にて卒後研修後、1985年、大阪大学医学部第一外科にて外科代謝を研究。1989年、米デューク大学、フロリダ大学留学。1993年、大阪府立病院外科。1997年、大阪大学第一外科助手、2001年、同大学院医学系研究科臓器制御外科学講師。日本静脈経腸栄養学会理事。2005年5月より現職
多田歩実[タダアユミ]
桑沢デザイン研究所卒。漫画家アシスタントを経て、イラストレーターとして活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。