内容説明
高級クラブでホストを務める快晴は、ある日仕事帰りに「めしや」という小さな暖簾の定食屋を見つける。期待せず入った店内はカウンターのみでメニューは朝定食だけ。ところが、これがびっくりするほど美味い。しかも「めしや」を切り盛りしていた大将は、自分と同い年くらいの精悍な青年だった。何でもそこそこ適当に生きてきた快晴だったが、「めしや」の味と笑顔が魅力的な大将の人柄に惚れこんで、店に通い詰める事に。ところが、大将相手に淫らな夢を見てしまって…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
天使を愛するアカウント
21
ホスト・快晴×定食屋の大将。これはまた、一風変わったっていうか、なんていうか、夢だけ？ｗｗｗというところにびっくり。ひたすらにめしやの定食がおいしそうで、おなかすかせながらずっと読んでいったら終始めしやの話だったというｗある意味タイトル通り“純情”、しかも途中まで快晴のあまりのおどおどワンコっぷりに受攻は逆だと思ってた。いや、実際はどうだかわからないですけどねｗこれはこの後の２人を書いてくれないとラブよりめしって印象だなぁ。面白いか面白くないかでいったら面白かったんですけどｗ高久さんの最後の１ページが最高2012/02/06
ミル婆
16
ホストで対人慣れしている攻めが恋に落ちてテンパっている様が、コミカルに描かれていて面白い。朝定食がこれまた美味しそうでたまんない。でもね…やっぱりね…紆余曲折あって、募った想いの発露としての交わいってのがクライマックスな訳でね…予知夢だけでは消化不良でございますよ。江戸っ子気質の受け視点でもう一冊書いてくれないだろうか。2012/02/06
ちびのすけ＠灯れ松明の火
15
面白かった！定食屋さんが舞台なのでもうヨダレ出そうでした！そして完全に右と左を勘違い（笑）大将の男前な受けもいいもんですねf^_^;)あまりやる気のないホストのカイが資金集めのために頑張るところ（実際は押入れのお金を発掘したりプレゼント売ったり）や勝手に暴走して自爆する所も楽しかった(*^_^*)斬新なのはリアルHシーンがないこと！カイの妄想でしか出てきません。二人の定食屋に行ってみたいな〜ツッコミ所は、ホストなのに車通勤てどうなのかな？2012/01/31
きょん
14
帯の「読んだら必ず食べたくなる」に偽りなし。定食がホントに美味しそうなんですもん。空腹時に読んだのでたまりませんでした。ホストというには緩い仕事ぶりだし、そんな上客ばっかりいないでしょと思わなくもないですが、穏やかでいい人たちばかりの世界ってのも良いんじゃないかな。何だかほっこりできました。ところで大将の「色々あった過去」って何だろう？2012/03/21
マッコリ
13
大将のつくる料理に胃袋をがっしりつかまれへタレワンコと化すホストくん。いやーおいしそうだわ萌えるわで楽しかった～。あきれるくらい突っ走りすぎな快晴だけどしっぽをぶんぶん振っておなかを見せてるわんこだと思えばかわいい・・・かな（笑）剛くんナイスアシストでした。これは続編読みたいなー。快晴視点だったので大将のこれまでとかも気になるし何より２人の進展が読みたい！きっと料理に対して熱く語らずにはいられないように大将自身を味わいながらいちいち熱く語っておこられるんだろうなあ。ああ妄想がとまらない・・・！2014/04/28
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- 和書
- 天使・雲雀 角川文庫
