内容説明
流刑島・ヴァルハイ。数年前から囚われの身であるチュールは、嵐の翌日、浜で怪我を負った高貴な美貌の青年・レイを助けた。無実の罪で流刑になったという彼は、自分を陥れた男への復讐のため島からの脱出を図る。「俺にできないことは、何もない」と、権謀をめぐらせ権力を手に入れていくレイ。その圧倒的な強さと垣間見せる優しさに魅せられ、チュールはレイを愛しはじめるが…。想うほどにせつなく、愛は残酷―珠玉のラブロマンス、ついに復活。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
そらねこ
26
愛で痴れる夜の純情のコミカライズから鈴木さんの他の小説を読んでみたくて購入しましたが、なかなか面白い!王位継承の陰謀から無実の罪で流刑とされたレイと流刑の地で出会ったチュール。攻めもカッコ良く、受けも可愛いwイラストも好き♡ただ…ちょっとチュールの思考が女の子っぽいのがきになるけど愛で痴れる…の受もこんな感じだし、まぁ、王道です。全3巻なので次へ…2017/03/23
りんご☆
11
読了2017/03/08
Kira
9
10/10 『モンテ・クリスト伯』を思わせる愛と復讐の物語。幕開けの「繋囚」では無実の罪で流刑島に送られたレイがチュールと出会い、島の王となって脱走する。続く「邂逅」では自分を陥れたフェルマノワールに復讐するため都入りしたレイが、その第一歩を踏み出す。レイには想い人がいると知りながらレイを愛してしまったために、復讐劇に巻き込まれていくチュールがけなげで切ない。書き下ろしの短篇が、そんな切なさに少しだけ甘みを添えてくれた。物語の展開が早くてワクワクする。大デュマの向こうを張るなら、そうでなくてはね。 2017/01/10
セシル
9
イラスト書下ろし・同人誌収録・書下ろし付き・全サと海王社さん太っ腹。嬉しい文庫化で大満足です!無実の罪で流刑のレイと、彼を助けたお人好しで健気なチュール。流刑島での出会いから開幕です。この類の復活&復讐ものは物語の柱が重要と実感。アホっ子のチュールに う~む。とか、レイの傲慢な言動(公爵でこの言葉遣い?)に引いたり主要CPが好みと多少ズレていてもストーリーの魅力を損なう訳ではないんだな…と新たな発見。それだけ内容が際立って面白い。著者は女装もの好きですね。「憎しみ」に囚われたレイの今後が気になる。次巻へ!2010/09/01
たろさ
8
シリーズ①友人に貶められ、流刑島に流されたレイ。無知だけど心根はまっすぐなチュールと出会い、助けられ、一緒に島から脱出し…女装でそんなに騙せるものかしら、と思ってしまったら成り立たないBLファンタジーなので、そこは目をつぶって。チュールの気持ちが切ないです。身分違いと、オルタンス王女への嫉妬。復讐に燃えるレイとこれからどうなっていくのか、まだまだこれからのようなので、次、行きます。難を言えば、わかりやすいようにタイトルに数字つけて欲しい。どれが2巻目か読メさんの感想を見て確認してる。2017/03/25
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