内容説明
本書には「ピアノの先生は子どもに対して、どのようにレッスンしているのか?」「どんなことを考えながら指導しているのか?」あるいは「先生は練習する必要はないんでしょう?」といった、ふだん親が感じている疑問に対する具体的な答えを多数収録。ここには、ピアノがうまくなるための実践例がつまっている。
目次
1 親の常識は、音楽の非常識?(先生がこう言ったからといって、鵜呑みにしてはいけない―指の形は「タマゴを持つように」だけではない;みんなと同じにする必要はない―楽譜どおりに弾くことだけが音楽ではない ほか)
2 先生に直撃質問 どうするとピアノがうまくなるの?(先生は、何でも弾けるんでしょう?;先生もレッスンを受けているんですか? ほか)
3 雑学から入ると、ピアノが楽しくなる(クラシックは、身近なところにある;クラシックは、思い出深い曲となる ほか)
4 ピアノ上達31の秘訣―親子で楽しむ『いつも何度でも』 「千と千尋の神隠し」より(楽譜は、時を越えて届いた作曲者からの手紙;ト音記号は「G」、ヘ音記号は「F」の飾り文字 ほか)
著者等紹介
池田陽子[イケダヨウコ]
梅光女学院短期大学国文科卒業後、音楽教室指導者養成学校を卒業。音楽教室でピアノ、電子オルガン、シンセサイザーなど、クラシックおよびポピュラー音楽の指導を行い、幼児教育・指導者養成のクラスも担当する。また、演奏者としても活動。その後、講師の指導・教育に携わる。この時期に音楽教育のあり方を探求し、独自の音楽教育の指導法を樹立、オリジナルの教材を作成し、現在この指導法に基づいたレッスンを展開している。また、コンピュータでの楽譜・音楽作成や編曲活動も行っている
さいとうみどり[サイトウミドリ]
フェリス女学院短期大学音楽科声楽科卒業、同専攻科修了。広告代理店勤務を経て音楽教室の講師となり、その後、講師指導の職務に就く。この間、教育現場の視察を重ねて音楽教育のあり方を探求し、独自の幼児教育の指導法を確立、教材を作成する。独立後、ピアノの指導者として活動するいっぽう、小学校における音楽の教科書に作詞を提供するなど、児童教育現場でも活躍する。また、専門である声楽の指導、横浜市西区の生涯学習指導、ソリストとしての活動も行っている
中村靖[ナカムラヤスシ]
インターネット上の音楽教室『ピアノを習おう.com』主宰。音楽についてはアマチュアだったにもかかわらず、音楽之友社刊ピアノMOOK編集長を務めたことをきっかけに、音楽関連の編集に携わる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
陽子
二条ママ
えみ
ジャッキー
まゆみ