内容説明
なんどもなんどもてをあらってしまうアライグマ。いつもまっすぐにならばないときがすまないアリ。じぶんのぬけがらをすてられないヘビ。9999かいかぞえつづけるキツツキ…。じてんしゃでとおりかかったおいしゃさんが、みんなにくだしたしんだんとは?同じことを、何度もくりかえさないと不安でしょうがない…。小学生から読める絵本とわかりやすい解説で、「強迫性障害」の早期発見、早期治療のきっかけを提案する精神科医による画期的な本。
目次
1 強迫性障害ってどんな病気?
2 どんな症状があるの?
3 どういう人がかかりやすいの?
4 どうしておきるの?
5 早期発見・早期治療の重要性
6 どうやって治すの?
7 まわりの人はどうしたらいいの?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いろ
10
アライグマ絵本探索中に出会う。強迫性障害ってどんな病気?症状をいろんな動物に1つずつ当てはめて紹介,「気になり過ぎて困るくらいになったら病気だよ。」医者に診せて治療し直そうね。という内容。子どもにも絵本の形で分かりやすくしてあり,後ろには症状だけでなく,原因や治療法などもルビ付文章でザッと解説。こんな病気もあると導入用。絵本部分はちょっとハンパな印象もあるけど。9歳男児は最初「変だよね。」笑って読んだけど,何度か再読するうち,困る動物達を理解したり,「少しなら僕にもあるね。」と自分の具体例挙げて話したり。2017/04/29
たらこ
4
強迫性障害の症状について。2015/02/26
Megumi Yamamoto
2
50人に一人、特別な病気ではないこと。強迫性障害はただの性格ではないこと。治療薬が開発されていること。強迫行為をすればするほど、強迫観念が増えること。ナルホド、わかりやすかった。2015/05/04
Risa Fujishiro
1
絵がかわいらしい。子どもに、こういう病気があるんだと知ってもらうには読みやすいと思う。大人には解説まで読んでもらわないと、強迫性障害が何かが伝わらないと思う。2016/02/06
カイザー
1
強迫性障害についてザッと知れる本。2012/08/06