感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
topo
4
表題作『吸血鬼の一族』は悪夢か現実か、虚言か真実か終始不穏な空気で進む物語に惹きつけられる。ありがちな吸血鬼譚にとどまらず、複雑な物語の組み立てに思いもよらぬ結末が訪れる。読前読後でタイトルの印象が全然異なるのも面白い。 併録は『イワン・クパーラの夜ゴーゴリ』、『白い狼』マリヤット。 二話ともどこまでも救いが無く悪魔の魔力で身を滅ぼすお話だけど面白い。本人が秘める悪が魔力に作用しもしくは惹かれ合い、結果として魔力を増大させている。人の心の闇に付け込む悪霊や悪魔の類いの話は多いけど中でも『白い狼』は傑作かと2021/08/21
ももも
1
Aトルストイ目当てで読んだけど、よくわからなかった。他の人の感想よみたいな。2011/07/06
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