- ホーム
- > 和書
- > 人文
- > 文化・民俗
- > 文化・民俗事情(日本)
内容説明
沖縄のもっともっと南にある「八重山諸島」。ひと味ちがったサンゴ礁の楽しみ方から秘祭「アカマター」の興奮に至るまで愛情と好奇心でトコトンYAEYAMAの真実に迫る。写真満載とっておきガイド風ルポルタージュ。
目次
第1部 ここにあったか龍宮城!
第2部 ミステリック・アイランズの読み方
第3部 南の島は祭りと神事のワンダーランド
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hiroki Nishizumi
3
大変おもしろく、一気に読めた。冒頭から八重山の水産業の歴史的謎に触れ、西表炭鉱史、戦時被害、神事についての考察など幅広い内容が書かれてある。そしてそれでいて各々にも深い造詣を感じるところが素晴らしい。炭鉱史についてはステレオタイプの意見だけでなく残った人からポジティブな話を載せてある。八重山空襲に英軍が加わっていたことは初耳であり勉強になった。また来訪神の登場時期について内地との違いも参考になった。出版は1993年であるが今でも十分通用するガイドだ。2015/06/06