内容説明
近世中期、国学の成立とともに、漢文に対抗して、純粋な日本語の文章=「和文」をつくりだそうとする試みが起こった。日本文学史上稀有な、この表現の創造と達成を、蒿蹊・綾足・秋成を中心にさぐる力作論集。
目次
序章 近世和文とは何か
第1章 伴蒿蹊―和文の実践と論理
第2章 建部綾足―『折々草』と『すずみぐさ』
第3章 上田秋成―『藤簍冊子』をめぐって
終章 文章、表現、そして和文
近世中期、国学の成立とともに、漢文に対抗して、純粋な日本語の文章=「和文」をつくりだそうとする試みが起こった。日本文学史上稀有な、この表現の創造と達成を、蒿蹊・綾足・秋成を中心にさぐる力作論集。
序章 近世和文とは何か
第1章 伴蒿蹊―和文の実践と論理
第2章 建部綾足―『折々草』と『すずみぐさ』
第3章 上田秋成―『藤簍冊子』をめぐって
終章 文章、表現、そして和文