出版社内容情報
貧乏なごさくの家に、なんと口をきくだいふくもちが住みついた……。土佐のことばを生かした語り口と、泥絵具を使った力強くユーモラスな絵をお楽しみください。
<読んであげるなら>3才から
<自分で読むなら>小学低学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
137
とにかくやる気のないごさく。お腹が空いてもなにもしない、誰も訪ねてこない、別にそれでいい人生を送っていたのに、ある夜に声が聴こえてくる。小豆をくれぇ。うるさくて眠ることもできずに隣家からもらってきて与えてみると、驚きの展開に。ごさくの人生にとって最後の救済の機会だったのだろう。そこで得た幸運をどう活かすかを考えることもできずに道連れとなる。畑を耕しもせずに作物に恵まれることはない。他者のためを思わずに助けてくれる人はいない。努力もせずに富に恵まれることはない。それなのに人間の欲望は暴走する。教え諭す一冊。2025/12/31
パフちゃん@かのん変更
47
田島征三さんの絵本。方言での語りも雰囲気があっていい。絵も独特の雰囲気があって民話のような味を出している。でもこれは創作絵本なのかな。2013/12/23
たまきら
35
読み友さんの感想を読んで。田島さんのメッセージが、いまモウレツにしみる。この国はあずきを詰め込め詰め込めで今日まで来てしまったような気がします。娘さんは物欲発動中の十代なので「何が言いたいのかわからない」そうです。2026/02/13
千穂
32
田島征三さんの土佐弁で書かれた花じんまは読んだことがあるが、こちらも土佐弁。だいふくもちにあずきを食わせるとどんどん如何にもうまそうなもちを生み出してくれる。それでも欲を出し過ぎるといかんのですな〜〜最後は…2019/06/14
takaC
32
欲張って良い結果になる昔話はない。話も絵もホラー度がさりげなく高い一冊。2011/12/25




