内容説明
「天地の大徳を生と曰ふ」―金〓学院、日本農士学校初代農場長、箕輪青年道場長という一筋の歩みの中から、「もう一つの安岡人間学」を見事に証言する人物がいた。瀬下武松。区々たる約束や規則をもって道徳と心得、やたら泣きごとをいっている現代の教育者や政治家に、痛棒をくらわす会心の1冊。
目次
第1章 少年のころ
第2章 発光する青春
第3章 道を求めて
第4章 見真の松
第5章 敗戦、第2の人生へ
第6章 あすの農業のために
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- 和書
- 石坂洋次郎 愛と生の文学