内容説明
本書の大部分は、著者が昭和15年から敗戦までの五年間に帝国海軍に奉職していたときに書いたものである。この文書の過半は「公的」なもので、この文書によって帝国海軍の伝統と教育、理想がいかなるものであったかがうかがい知れる。
目次
1 有馬馨履歴
2 比叡艦長時代(昭和15年10月~)
3 武蔵艤装員長時代(昭和16年9月~)
4 武蔵艦長時代(昭和17年8月~)
五 海軍兵学校教頭時代(昭和18年6月~)
6 参考
7 戦後に書いたもの
著者等紹介
有馬馨[アリマカオル]
1893(明治26)年宮崎県都城に生まれる。1914(大正3)年海軍兵学校卒業、海軍少尉候補生。1915(大正4)年任海軍少尉。1925(大正14)年海軍大学校甲種学生。1926(大正15)年任海軍少佐。1936(昭和11)年任海軍大佐、海軍大学校教官。1940(昭和15)年軍艦比叡艦長。1941(昭和16)年9月第二号艦「武蔵」艤装員長。1942(昭和17)年8月軍艦武蔵艦長、任海軍少将。1943(昭和18)年海軍兵学校教頭(兼副校長監事長)。1945(昭和20)年南西方面艦隊参謀長、第三南遣艦隊参謀長、10月任海軍中将。1956(昭和31)年死去
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